印鑑の世界について
このサイトでは、印鑑の四方山話について紹介しています。
日本では、不動産を所有したりする場合などの重要な契約書や、連帯保証人の書類に印鑑を押すときは、その印鑑は印鑑登録されていることが必要だ。その印鑑登録した印鑑の登録証の造り方も、郵便局に備え付けのマシーンから作れるものと、コンビニ備え付けのマシーンでも対応できるものの二種類に分かれている。
また、日本に住む外国人が不動産を所有したりする場合には印鑑証明に代わってサイン証明の制度がとられているという。やはり、西洋では、印鑑に代わるものとしてサインがあり、それが日本社会でも認められてきたわけだ。
私のドイツ人の友人も先日、現金書留を送るとき、封筒の一番上の部分に、印鑑を押す部分があるが、そこに印鑑の代わりに自分のサインをしていた。赤字で書こうとしているので驚いたが、よく考えてみると、印鑑も赤い朱肉である。赤字によるサインでよかったのだ。
だが、このドイツ人の友人は、それでも印鑑を作っていた。見せてもらうと、カタカナで彫ってあった。柘植の木に彫ったものだった。しかし、何かバランスが悪く、見るからにチャチである。かといって、氏名の頭文字を取ってアルファベット二つ並べても、あまり特徴がない。やはり、そこは漢字ぐらいの複雑さが必要である。漢字文化圏だったので、日本は印鑑が高度に発達したのだろう。
韓国も、漢字を捨てハングル文化となったので、あまり印鑑は発達していないようだが、ハングルそのものは、適当に複雑なので、氏名全部か名字だけを掘り込むことも可能ではないだろうか。
それでも、韓国人の半数近くは李と金。ハンコ屋さんが、李と金ばかり彫っていてもつまらなくなるだろう。名前まで入れるとなると画数が多すぎて、入れきれなくなる。はやり日本人の名字だけというのがぴったりだ。